屋根材の先端部(切断箇所)が鋭利で万が一落下した場合、親綱が切れる危険性があるため、親綱が先端部に接触できない距離(A)を設定しています。
- 1.支柱の取付スパン(L)と軒先及びケラバの各々の端部から距離(A)を(表1)に示します。
- 2.親綱システムは、1スパン1人での使用とすること。
- 3.墜落制止用器具のランヤードは織ロープ式とし、安全性の確認されたものを用いてランヤードの長さは1.7m以内のものをご使用下さい。
- 4.ショックアブソーバーは、伸びの最大値:1.2mのものをご使用下さい。
- 5.親綱(ポリエステル製)の外径は16mm以上のものをご使用下さい。(仮設工業会認定品)
- 6.親綱に緊張を与えるために親綱緊張器をご使用下さい。(仮設工業会認定品)
- 7.親綱システムとして使用する場合、安全ネットの取付けは禁止します。
- 8.支柱にランヤードのフックを掛けたり、安全ブロックを取付けての使用はしないで下さい。
- 9.コーナーに使用する支柱には、平行、直交の2方向同時に親綱ロープを取付けないで下さい。
- 10.墜落等により一度衝撃を受けた部材は再使用しないで下さい。